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地盤改良工事
Ground Improvement Work
柱状地盤改良工事(ソイルセメントコラム工法)
柱状地盤改良工事工法は、プラントで作製したスラリー(セメント系固化材と水の混合)を地中に注入しながら、原地盤をスラリーを機械的に混合攪拌することにより、柱状の固結体を築造する。
柱状地盤改良コラムの特徴
- 砂質土・シルト・粘土および有機質土等の地盤に対して適用が可能である。
- 任意の強度を設定でき、様々な設計条件に対して柔軟に対応できる。
- 低騒音・低振動で施工できる。
- スラリー混合のため、粉塵の発生がない。
- スラリー混合のため、土と均質な混合が可能である。
- 高精度、多項目の品質管理システムを装備し施工管理が確実かつ容易に実施できる。
- 施工機がコンパクトであり狭い場所での作業も容易である。
- 施工機の組立・解体が容易に行え、仮設が短期間に行える。
- 無機質系の材料を使用するため、近郊の環境に及ぼす影響は少ない。
- 原地盤の土を改良するために発生土が少ない。
- 施工可能コラム系 φ500~1200mm、施工可能長 現況GL-10m
施工手順
施工・設計・工事の工程
細径鋼管杭工事
主に小規模の住宅街に使用し、支持層としてN値=14 程度が必要となります。但し、施工上の問題からN値=15 に満たない場所での使用では、先端にスパイラルφ300を取付た上で施工を行う場合があります。
細径鋼管杭の特徴
- 砂質土・シルト・粘土および有機質土等の地盤に対して適用が可能である。
- 低騒音・低振動で施工できる。
- 鋼管を圧入する為、残土は発生しない。
- JIS規定の鋼管の為、品質が一定であり、管理が容易である。
- 施工機がコンパクトであり狭い場所での作業も容易である。
- 施工機の組立・解体が容易に行え、仮設が短期間に行える。
- 粉塵等の影響が無く、近郊の環境に及ぼす影響が無く環境にやさしい。
- 解体時の鋼管杭の引抜きが容易にできる。
- 施工可能鋼管系 φ114.3~165.2mm、 施工可能長 杭径の130倍が基本。
- ※地質データにより施工が出来ない場合がありますのでご相談ください。
施工手順
施工・設計・工事の工程
表層地盤改良工事
表層地盤改良工法とは、固化材と原地盤とを直接バックホーン等により混合し基礎下部全面を改良する。
柱状地盤改良コラムの特徴
- 表土の支持力増強に有効である。(一般的な目標時地耐力は50kN/㎡程度である。)
- 低騒音・低振動で施工できる。
- 施工後バックホー等の使用により重機の搬出入が容易である。
- 仮設工事等の準備がほとんど不要である。
- 支持地盤の確認が目視で行うことができる。
- 無機質系の材料を使用する為、近郊の環境に及ぼす影響が少ない。
- ローラーで仕上げ作業を行う事で根切・砕石等の地業工事が不要である。
施工手順
施工・設計・工事の工程